運営ルール

＜共同実験運営ルール＞

（参加 / 登録に関すること）

共同実験には大学（高専含む）の「団体」および「団体に参加するメンバー」として参加すること。「団体」に所属しない個人の参加は認めない。
高校生チームが参加する場合は庇護する大学生団体の配下チームとして参加すること。配下チームとして必要な手続を行うこと。
共同実験管理団体が認める場合、社会人チームの参加も認める。
共同実験に参加を希望する・団体・メンバーは、本共同実験運営ルールに同意の上で参加を希望したことと見なす。
ただし参加後に共同実験運営団体にて協議し、共同実験運営ルールを改変することは可能とする。
共同実験に係わる関係書類は全てSoraEduサーバへアップロードすること。また関連する写真・動画も同じくアップロードすること。
アップロードされた書類・写真・動画の著作権は作成者が有するが、技術資料や広報資料としての使用権は共同実験管理団体にも貸与されたものとする。
各団体は「代表(学生)」「運営担当（学生・1名以上）」「指導員（社会人）」を決めること。代表と運営担当は併任可。
「運営担当」は共同実験運営で役職を担うこと。
各団体から複数名、共同実験全体運用ＭＬ」（2021_kyodo_renraku@ifes.crea.wakayama-u.ac.jp）に登録を行うこと。
各団体の代表および運営担当、指導員は「共同実験管理団体ＭＬ」（2021_kyodomanage@ifes.crea.wakayama-u.ac.jp)に登録を行うこと。

（安全に係わる事/団体・個人）

共同実験参加者は毎年度必ず安全講習を受けること。各団体はメンバーの安全講習受講記録を残し、共同実験管理団体より一人一枚安全講習受講済シールを購入すること。
参加者は必ず各自1つのヘルメット（飛来・落下物用に対応したもの）に安全講習受講済シールを貼付して参加すること。このヘルメットを持参してない場合は見学者と同等の扱いとする。
ハイブリッドロケット等の打上に関しては、航空宇宙工業会が定める「弾道ロケット打上げ安全実施ガイドライン」に従うこと。
また同ガイドラインに従うために、参加者の活動記録を共同実験運営に登録して残すこと。
モデルロケット等の打上に関しては、日本モデルロケット協会が定める「自主消費基準」に従うこと。

（共同実験実地に係わる事）

各団体から参加した全国の学生運営団体（全国運営代表、全国総務担当、全国広報担当およびその他担当を置くこと）として共同実験全体を統一的に進めること
（全国同一基準の安全審査＋各射場固有の安全基準に則した追加審査、書類や動画・写真他データの共有）
全総務担当は他運営メンバーと協力し、メーリングリストの整備およびSoraEduデータサーバの管理を行う
全広報担当は各共同実験の学生広報担当と協力し、SoraEducation編集と協力し広報を行う。
また各共同実験事の写真や動画等の収集を行い、SoraEduデータサーバに集約する
全国の学生運営団体の下部組織として、各共同実験毎に学生運営を設置し、「共同実験運営代表」「実験代表」「現地審査担当」「学生広報担当」「学生会計担当」をおくこと。併任も認める。
各共同実験の共同実験運営代表は、共同実験管理団体の指導の下で現地のステークホルダーとの調整・申請を行い、共同実験実施計画書を取りまとめる。
各共同実験の実験代表は、SJAC規定における打上げ管理責任者に該当。安全管理責任者と協力して共同実験の安全を管理する。
各共同実験の審査担当は、実験代表に協力し安全審査書に基づき現地にて機体の審査を行う。
各共同実験の学生会計担当は、共同実験管理団体と各共同実験に関する会計管理を行う
共同実験（共同地上燃焼実験含む）実施日は共同実験管理団体で確認し、他共同実験との調整・安全管理責任者の決定後に定めること。
航空宇宙工業会が定める「弾道ロケット打上げ安全実施ガイドライン」、および日本モデルロケット協会が定める「自主消費基準」に従い、関連法令を遵守して共同実験を行うこと
各共同実験の学生運営はガイドラインチェック表に基づき確認を行い、必要手続を進めること。
ハイブリッドロケットの打上に際しては、ランクに応じた安全審査を実施する事。

共同実験の各担当に必要となる有識者は以下のように定義する。

所属	名称	資格条件等（ロケット）	資格条件等（缶サット）
共同実験管理団体	共同実験管理団体	共同実験に参加する/した指導教員/社会人、OB/OG（毎年更新）、各団体の代表・運営担当（当該年度のみ）。（一社）衛星技術協力機構が取り纏めを行う。	左に同じ
有資格者グループ	安全管理責任者	SJAC規定に於ける打ち上げ保安責任者に該当共同実験、公的機関または企業において、2年以上のロケット運用経験を有する者あるいは共同実験管理団体により指名された者	規定無し
有資格者グループ	審査者	共同実験、公的機関または企業において2年以上のロケット運用経験を有する者これまでの経験に応じて、共同実験管理団体が審査可能ランクを決定し、有資格者として登録する。	規定無し
共同実験運営	共同実験運営代表	共同実験に2年以上参加し、ロケット運用経験・共同実験運用経験を有するものである事が望ましい	規定無し
共同実験運営	実験代表	SJAC規定における打ち上げ管理責任者に該当共同実験、公的機関または企業において、2年以上のロケット運用経験を有する者	共同実験等において2年以上の缶サット運用経験を有する者
共同実験運営	審査担当	挙動実験に1年以上参加し、ロケット運用経験を有する者	規定無し
実験参加団体	実験PM	SJAC規定における打ち上げ実施責任者に該当 1回以上のロケット打上経験を有するもの、あるいは経験者のサポートを受けて担当する者	1回以上缶サットの運用経験を有する者が望ましい

（ハイブリッドロケットの打上ランク）

各団体は経験に応じた打上ランクで実験を行うこと（団体として参加する学生 / 指導教員がランク0・ランクAの経験を有しないのにランクB以上の打上を行わないこと。
ハイブリッドロケットの打上ランクは以下の通り
- ランク0　打上げ高度250m以下
- ランクA　打上げ高度250m以上1km未満
- ランクB　打上げ高度1km未満
- ランクC　打上げ高度1km以上3km未満　
- ランクD　打上げ高度3km以上10km未満

2024年度 宇宙教育 大学等共同実験 運営

＜共同実験運営ルール＞

（参加 / 登録に関すること）

（安全に係わる事/団体・個人）

（共同実験実地に係わる事）

（ハイブリッドロケットの打上ランク）

2024年度　宇宙教育　大学等共同実験　運営