和歌山県立桐蔭高等学校
沖 知樹(1年)
学校説明会で先輩方が缶サットについて発表しているのを見て、缶サットに興味を持ちました。そして入学してから科学部に入部し、缶サットの活動を始めました。
最初は分らないことばかりでした。先輩方に少しずつmbedのプログラミングを教えてもらったり、プログラミングの講習会を受けたりしました。今では無線通信に挑戦できるほどに上達しました。XBeeを使用して、リアルタイムで計測データを見られるようにすることが目標です。また、缶サット本体の工夫も重要視し、上空からの降下時の揺れの軽減や、着陸時の衝撃の吸収なども意識して作っていきたいです。
今年は大きく出場校が増え、全国優勝はとても難関だと思います。しかし、先輩方が残してきた成果を引き継げるように頑張りたいです。
加藤 峻弘(1年)
初めて、缶サットについて知ったのは、学校説明会でした。その時はあまり興味がわかなかったのですが、僕は物づくりと理科が好きだったので科学部に入部しました。そこで、いろいろな活動内容を知り、一番興味を持ったのが缶サットでした。
活動を始めてみると、戸惑うことばかりで苦労しましたが、日に日にやりがいを感じるようになりました。更に新しいものを導入しようと思い、自ら新しいマイコン、ArduinoやSunSPOTのプログラミングにチャレンジしています。複数のマイコンでデータを計測し、データの信用性を上げたいと思っています。
まだまだ分からないこともあり、仲間に助けてもらいながらですが、自分のできることは、しっかり頑張っていきたいです。昨年は準優勝という惜しい結果に終わっているので、僕たちが優勝の夢をかなえられるようにしたいです。
大倉 有貴(2年)
二年間、先輩方の活動を見てきて、今年は部長にもなり自分の出場も決めました。
今まで傍観の立場であったけれど、実際にプログラミングや缶サット本体の製作は思った以上に難しいものでした。今年のメンバーは二年が一人で、例年に比べ苦労するのだろうと思っていました。しかし、みんな自分のできることにしっかりと取り組み、五月二六日の打ち上げ実験でもいい結果を残すことができました。
私は、取得できたデータを表やグラフに示したり、そこから得られたデータを関連させたプレゼンの作成に取り組んでいます。 また、それぞれの進行状況を把握しアドバイスを出したりしています。
地方大会への出場校が大幅に増えたこともあり、全国大会では更なる激戦が見込まれます。しかし最後まで自分たちを信じ、悔いのないものに仕上げて本番に挑み、昨年を超える成績を残したいです。
全体
一昨年、昨年、それぞれの良いところを真似るに加え、自分たちのアイデアも盛り込み、“桐蔭だから作れた"という缶サットにできたらと思います。地区大会突破、そして全国優勝が目標です。