北海道札幌啓成高等学校

私たちは札幌啓成高等学校科学部チームです。

はじめに、札幌啓成高等学校の紹介をします。

札幌啓成高等学校は、190万都市である札幌市と江別市に広がる野幌森林公園に隣接しており、緑豊かな環境に建っています。

道内5校ある理数科設置校の一つで、スーパーサイエンスハイスクール(SSH)に指定されています。SSH科目として、KSIという独自の授業があり、その中では、森林研修や理科・数学での課題研究、特別科学授業などがあり、高度な理科・数学分野の授業が編成されています。

また、一貫したテーマで、道内・道外・海外の視察研修をおこなっており、科学的な視野、国際的な感覚を身に付けられます。

次に、科学部の紹介をします。

科学部は、部員17名がフィールド班やラボ班に分かれて調査・研究をおこなっており、高文連大会や各種学会での発表、各種コンテストへの参加などの活動を行っています。

H23年度から継続している研究の「野幌森林公園に生息するエゾサンショウウオの産卵状況の調査」では、害獣であるアライグマがエゾサンショウウオを捕食していることをつきとめ、「ノビネチドリの無菌発種の成功とその保全の研究」では、世界ではじめてノビネチドリの無菌発種に成功しました。

また、コンテスト部門では、缶サット甲子園大会(H23年度)、科学の甲子園大会(H23年度)で北海道代表となり、全国大会で競技をしました。

最後に、チームの紹介をします。

昨年度全国大会に出場した1名に新たなメンバー3人を加えた4名で缶サットの製作をしています。

キャリアは、昨年度の反省を生かしながらもオリジナルにこだわって製作しています。缶サットと内部のデータ収集セットは、昨年の全国大会で製作したシステムをベースに信頼性を向上させるというコンセプトで製作しています。

夏に和歌山県で実施する全国大会に進めるよう、チーム協力して頑張ります。

札幌啓成 活動の様子