法政大学第二高等学校

こんにちは、私たちは法政二高物理部です。私たちは2009年度に缶サットに初参加し、今年で参加するのは4年目となります。缶サットは私たちが出場する大会で一番重要視している大会です。そのため、部員全員が全力で缶サットに向けて取り組んでいます。過去に出場した時には、昨年度は全国出場、一昨年は全国大会で準優勝という結果を残しています。今大会は参加校が28チームと前回より大幅に増えており、とても驚いています。缶サットは回を重ねるごとに大会のレベルが上がっていて、前回の大会では何校かしかできなかったことが次の大会ではほとんどの学校がクリアしている等、急激な成長を遂げています。今年も例年以上に厳しい大会となると思いますが、少しでも良い成績を残せるように頑張りたいと思います。

法政第二 活動の様子

私たち法政二高物理部には、約30人が在籍しています。部活では、あまり上下関係がなく先輩後輩関係なく仲が良いです。この中で部員たちは3つの班に分かれて活動しています。3つの班とは、物理班、電子工作班、コンピューター班の三つで、物理班はおもにものつくりを、電子工作班はおもにmbedを使ったラジコンやロボットなどの制作を、コンピューター班プログラミングによる自作ゲームの制作をしています。しかし、3つの班に分かれているといっても、それぞれの班の活動しかできないというのではなく、ほかの班で自分の興味のある活動をしていればそれに参加することもでき、班をわけることによって部員が自分のしたいことができないということがないようにしています。普段の活動は、何かきめられたものを作るのではなく、各部員が作りたいと思ったものを提案し、それに賛同したものが集まって作るという比較的自由な活動となっています。中には、ちゃんと作品として評価できるようなものもあれば、あまり実用性はないけれど動きや見た目が面白かったり奇抜だったりするものもあります。しかし、このような制限をしない自由な活動が、先輩後輩関係なく仲が良くなり、従来の概念にとらわれない柔軟かつ独創的な発想ができる要因だと思います。

先ほど述べたとおり、法政二高物理部の特徴は固定概念にとらわれない独創的な発想ができるところだと思います。しかし、これは基礎的な部分をおろそかにしているわけではありません。最低限の基本的な技術や知識は持ち合わせている、しかし、基本に忠実でほかの人がすでにやったことだけをやるのではなく、ほかの人がやったことのないような、ほかの人が思いつかないようなことやるということです。なので、今年の缶サットでも独創的なミッションに挑戦したいと思います。そして、これらのミッションを無事成功させ、悲願の全国優勝、そのほかの技術賞などの特別賞の受賞をできるように全力で取り組みたいと思います。

法政第二 活動の様子(パラシュート)