2010年スペースシャトル・ディスカバリー号に搭乗し、国際宇宙ステーション組立補給ミッションSTS-131に従事した。2011年に宇宙航空研究開発機構(JAXA)退職後、内閣府宇宙政策委員会委員、一般社団法人スペースポートジャパン代表理事、日本ロケット協会理事・「宙女」委員長、宙ツーリズム推進協議会理事、などを務める。
INTRO缶サット甲子園とは
缶サット甲子園とは、高校生が自作した缶サット(空き缶サイズの模擬人工衛星)を打上げ、上空での放出・降下・着地の過程を通じて、技術力・創造力を競う競技会です。従来の競技会のように「定められた技能」を競うのではなく、生徒の皆さんが斬新でオリジナリティーのある缶サットを作り、「coolさ」を競います。
2021年で14回目を迎えるこの大会は、2008年開始以来、のべ参加数332チーム(2020年度大会終了現在)にのぼります。
- ※その他の実践的宇宙教育サイト



OUTLINE大会概要
2021年度 全国大会
全国の地方大会から選抜された14校によって競います。
- 開催日
- 3月22日(火) 事前プレゼン動画公開
3月25日(金) 打ち上げ実験(悪天候等の場合は3/26に順延)
※今年度は事前プレゼン・打ち上げ実験・事前プレゼンいずれも、オンライン配信
※今年の打ち上げ実験は現地見学不可 - 開催地
- 事前プレゼン→特設サイトに公開
打ち上げ実験→千葉工業大学 千種校地(千葉県)
事後プレゼン→YouTubeLIVEで配信 - 主催
- 「理数が楽しくなる教育」実行委員会
- 協賛
- 千葉工業大学
GUEST審査員紹介
審査委員長

審査員

GITAI Japan株式会社 Director, Business Development。博士(理学)。
兵庫県出身。4歳から10年間アメリカに在住。日立ソリューションズでシステム開発やオセアニア地域での国際営業、Dellで中央省庁の営業、YSI/Nanotechで水質計・流速計の技術営業に従事。有人宇宙システム(JAMSS)では宇宙飛行士・地上管制官の訓練インストラクターを担当し、JAXA出向中は金井宣茂宇宙飛行士をはじめ、JAXA宇宙飛行士の訓練支援を担当。2018年より民間宇宙ベンチャーへと身を転じ、Astroscale、Space BDを経た後、2019年5月より現職。神戸大学大学院にて博士後期課程修了(天文学専攻)。

インターステラテクノロジズ株式会社 社長室室長。
1993年神奈川県出身。東京工業大学附属科学技術高等学校在学中に、缶サット甲子園・ロケットガール&ボーイ養成講座に参加し、宇宙産業に興味を持つ。
東海大学工学部航空宇宙学科を卒業後、2016年4月にインターステラテクノロジズ株式会社に入社。試験設備の構築及び運用や初号機から2号機まで射点電気設備系の責任者として観測ロケット「MOMO」の打上げを支えた。
2018年8月より観測ロケット「MOMO」プロジェクトマネージャとして開発の全体指揮を行い、国内初民間単独での宇宙到達ロケットの成功に貢献。2021年9月からは社長室室長として、中長期戦略の立案や、資金調達・新規事業開拓を担当している。

曙ブレーキ工業株式会社 インフラ&モビリティシステム事業部門 開発部所属。神奈川大学工学部機械工学科在籍中の2009年から宇宙エレベーター技術競技会に参加し、2014年からは同技術競技会運営技術員として計測機器の開発・運用や、高校生向け宇宙エレベーターキット「SPIDER」の電気系設計などを担当する。特殊構造ブラシレスモータの開発、テザードバルーンシステムの開発、圃場水位計測機器、遠隔災害地環境計測器などのIoT機器開発の経験を経て、2017年から曙ブレーキ工業にて鉄道向けセンサー製品の開発に従事。
TEAM出場チーム紹介
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栃木県立栃木高等学校SHクラブ物理班 缶サットグループ -
千葉県立東葛飾高等学校理科部 航空班 -
早稲田高等学校(東京都)早稲田高校 -
法政大学第二高等学校(神奈川県)OWL(法政二高物理部) -
福井県立科学技術高等学校Caginist -
福井県立藤島高等学校ドキュメント -
岐阜県立岐南工業高等学校電気電子研究会 -
岐阜県立岐阜高等学校自然科学部 物理班 -
岐阜工業高等専門学校宇宙工学研究会 SERA -
大阪府立茨木工科高校SST.R&D(宇宙科学技術研究開発部) -
尼崎市立尼崎双星高等学校宇宙科学研究会 -
和歌山県立海南高等学校缶サットチーム -
和歌山県立桐蔭高等学校科学部缶サット班 -
敬愛高等学校(福岡県)理科研究部